事例① 兄弟間の遺産分割調停・審判

父親が亡くなり(妻は既に他界)、兄弟2人で遺産を分けることになりました。遺言書はありませんでした。父親は、資産家のため、生前から、多額の相続税がかかることを気にしていました。

 

そのため、予め計画的に、2人の子供に贈与を繰り返し、相続財産をなるべく少なくする努力をしていました。贈与する際は、2人の子供に平等に贈与をして、兄弟は、それなりの財産を既に取得していましたが、それでも、父親の死後、遺産の分け方で争いを生じ、双方ともに弁護士を立てて協議をしましたが、協議が遅々として進まなかったため、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てました。しかし、調停でも結局合意にいたらず、裁判所に審判をして貰い、漸く決着をみました。

 

※相続問題で紛争となるケースは、兄弟姉妹間が最も多いといわれています。

正にそのとおりで、双方が弁護士を立てても、話合いが進まず、裁判所のお世話にならざるを得ないケースは、兄弟姉妹間の紛争、それも遺言書がないケースが最も多いというのが実感です。本件では1回の審判で解決しましたが、裁判所の審判が出ても納得せず、不服申立を繰り返し、さらに何年も経過するというケースも中にはあります


相続問題では、常に相続税の支払いを念頭に置かねばならないので、紛争の長期化は絶対に避けるべきです。このケースでも、調停での話し合いの最中に、最も価値の高い不動産を共同で売却して、相続税の支払いに充てました。

その他の解決事例はこちらから

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事例の内容
1
兄弟間の遺産分割調停・審判
2
成年後見人としての遺産分割
3
複数の兄弟姉妹間の遺産分割協議
4
弟が長男に対して遺留分の減殺請求をしたケース
5
元気なうちの備え、相続への備え
-任意後見契約と一緒に、遺言書を作成したケース
6
遺言書に遺言のいきさつを書き添える
7
不動産の相続(共有は避けたい)
8
相続と相続税(その①)
9
相続と相続税(その②)
10
賃料収入の独り占め
11 比較的スムーズに遠方にお住まいの相続人の方相手に遺産分割協議が成立した事例


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